タキザワ品質の誇り
滝沢ハムは1976年第21回国際スラバクト大会で金メダルを受賞して以来、実にたくさんのメダルを頂いてきました。人生をかけて「おいしさ」に向き合うマイスターがいます。
タキザワ品質は、情熱と挑戦の結晶なのです。
滝沢ハムの“マイスター”
ハム・ソーセージの本場ドイツでハム職人に与えられる称号“マイスター”。
その中でも最高峰のオーバーマイスターの称号を持つ故ロルフ・シェーファー氏を技術顧問に迎えて、滝沢ハムのマイスターを誕生させるべく、知識や製法・技術を学びました。
添加物を使わずにつくる手法は、個体差や温度の問題もあり、生もの相手だと非常に難しい。
その為、作業中の『ひと手間』がとても重要です。
例えば、ハムを1週間熟成するとき、味が隅々まで染み込むよう途中で肉を返します。
「手間をかけながら『美味しくなれよ』ってつい声を掛けちゃいますね。」
とマイスターのYトレーナー。こうした小さなひと手間が味の違いを生んでいくのです。
一つひとつの工程に愛情を持って向き合い続けること。
そしてマイスターの技術を伝承することがやりがいと誇りに繋がっています。
失敗を恐れない
「ソーセージの製造はある意味『手品』ですよ。」とマイスターのNトレーナー。
お肉を合わせ、スパイスを合わせる・・・
組み合わせが無限大のソーセージは作り手の心を離しません。
35年経った今でも新しい味に出会えるからワクワクすると彼は言います。
その理由は様々な味や形に挑戦する姿勢にありました。
失敗してもいい。くじけずに何度も挑戦をし続けること。
これは先代のマイスターから教わったことです。
たくさんの経験をすることで自分の糧となります。
何よりも、出来たときの喜びは想像以上に大きいものです。
滝沢ハムの商品が金メダルの受賞を頂けたのも、この姿勢があってこそ。
失敗を恐れずに立ち向かう姿勢は、これからも伝承していきます。
地道に、丁寧に
金メダル受賞商品のひとつである、ウィンナー。
これも、社員の努力と知恵がたくさん詰まっています。
「美味しい肉には、ミキシングしたときに独特の粘りがあるんです。」
そう語るのはウィンナー担当のC主任。
『もっと美味しいウィンナーを作るにはどうしたらいいのだろう?』
そう考えているうちに、自分の受け持つ作業工程の中で旨味と粘りの関係性について深く興味を持ちました。
“肉がミキサーに張り付き、粘りで糸を引く感触。”
これが美味しい肉を見分けるポイントだとC主任はいいます。
地道に、丁寧に研究をすることで美味しいウィンナーを開発することができるのです。
更なる美味しい商品を求めて、今でも研究を続けています。